CITEさろんで「関西、大阪を元気に」をテーマに講演
【ザ・リッツ・カールトンホテル】
今日は魅力ある大阪のまちづくりを推進するための大阪市、民間企業で構成された、CITEさろんで、「関西・大阪を元気に」をテーマに講演した。私以外には大阪市都市計画局長の川田さんが「大阪の今後のまちづくりについて」をテーマに講演された。
東京一極集中を是正するためには東京圏に対抗する二極の一極として関西のパワーアップが必要である。
関西には世界遺産、国宝、重要文化財などの大半が集中しており、また多様な地域性、伝統文化、医療などの科学技術イノベーション、人材力、クォリティーの高いスポーツのソフト・ハード、大阪を中心にコンパクトにまとまった公共交通、24時間空港の関西国際空港、阪神国際港など陸海空の交通体系が発達しており、特に観光は世界に通用するポテンシャルの高い地域である。
大阪は関西の国際観光のハブとして圏域内の各地域との連携強化などの関西国際観光の司令塔としての役割が期待される。
大阪には、グルメ、ショッピングが訪日外国人の関心が高いが、さらに伝統的な歴史に裏打ちされた文化、エンターテイメント、再生医療をはじめとする健康・医療、世界有数の水都大阪、歴史溢れる多くの魅力的な建築物・橋、クォリティーの高いスポーツのソフトの蓄積、アジア屈指のコミュニティ機能溢れる商店街(「おもてなし」と「おせっかい精神」の発揮)など世界に通用する観光資源の掘り起こし、ブランド力の強化などにより、国際競争力の高い観光地を目指す必要がある。
2019ワールドカップラグビー、2020東京オリンピック・パラリンピック、2021関西ワールドマスターズなど世界の耳目が集中する国際イベントが開催され、またIR推進法案が可決されれば、高規格で質の高い国際観光、MICE、文化エンターテイメント機能などの機能をもつ複合型国際観光拠点の形成が可能になる。
その後の懇親会、二次会などで多くの会員の皆様と関西、大阪の未来、夢などに熱く語り合った。関西人は自由で先進的な発想、チャレンジ精神で日本の文化をリードしてきた。原点回帰で世界に誇れる関西を作っていきたいものだ。
関西の復活なくして日本の再生なし、大阪の活性化なくして関西の活性化なし、歴史的使命感を持って頑張っていきたいと思う。