石川県白山市美川観光物産協会設立30周年記念
石川県白山市美川観光物産協会設立30周年記念で「地域活性化が明日の日本を拓く」をテーマに講演。
2014年9月5日 石川県白山市美川町元美川町町長で、美川観光物産協会会長の美川 信孝さんのご依頼で、5日講演を行った。
美川町は人口約13000人、明治5年には石川県庁が設置された町であり、平成17年に市町村合併で白山市に編入されたが、霊峰白山を源とする手取川の清流と日本海に抱かれた、美しい自然、「本州南限 手取川の鮭釣り」、江戸時代から北前船で栄え、「美川仏壇」、「美川刺繍」、歴史ある「おかえり祭り」、「フグの卵巣の糠漬け」などの発酵食品 など、質の高い歴史、文化を有する町である。
来年3月14日に北陸新幹線が開通すると、東京圏との時間距離が飛躍的に短くなり、今後大きく発展する可能性のある町。
来年3月21日は「全国発酵サミット」を開催する予定だ。
講演後の懇親会では、作野 白山市長など多くの関係者の皆様と、今後、来年の北陸新幹線の開通、2020東京オリンピック・パラリンピックを見据え、美しい自然、発酵食品など健康長寿、歴史ある文化などをブランド化して世界に通用する町を目指そうと熱心に意見交換させていただいた。
地域活性化には情熱的なリーダーが必要不可欠であるが、今回のご縁を作っていただいた、元美川町町長、美川観光物産協会会長の竹内 信孝さんはまさに、地域活性化のリーダーである。
竹内さんは多くの業績を残されているが、特に上水道の施設に歌手の「美川 憲一」に懸けて、「美川県一の町」の広告看板を公共施設に設置したり、町長時代、名刺に「石川県美川町役場 営業課主任」の名刺で、企業誘致などトップセールスをされていた。
アベノミクスでは地方創生が大きなテーマになっているが、各地域にまさに竹内さんのように、夢、情熱を持って、全国、世界に通用する町を作るというビジョンを持って頑張るリーダーを育成することが重要であることをあらためて感じたところである。
翌日は竹内さんから美しい「小舞子海水浴場」、「石川ルーツ交流館」、「美川刺繍の里」などを案内いただいた。「石川ルーツ交流館」ではかつて自治省時代、厳しく、愛情豊かに怒っていただいた「奥田 敬和元自治大臣」の写真、遺書などを拝見させていただいた。
石川県の谷本知事は自治省の元上司、この竹内さんとのご縁を大切に今後、石川県、白山市、美川町の活性化に貢献していきたいと思う。