「ABMORI」プロジェクト記者会見
観光庁長官時代から林野庁と「国際森林年」で日本の森林の魅力を国内外にアピールしたり、世界各国を回っている中、森林が日本の美しい景観、自然環境、食文化を産み出す貴重な資源であり、世界でも最高の美しさを持っていると感じていました。
しかし、東日本大震災で東北の多くの森林が破壊され、さらに最近の異常気候、多発する土石流被害などで、このままではいけないという思いが強くなりました。
日本の美しい森林を守り、将来の世代に残していきたい、そんなことを地道にやりたいと思っている時に、クールジャパンで親しくなった市川海老蔵さんの「日本の美しい森林を残すため植樹をしたい」という熱い思いに共感。
日本の森林の総本山と言うべき、そして今年は「信州 山の日」を制定する長野県の観光戦略アドバイザーをしている縁もあり、長野県阿部知事と相談させていただき、志賀高原で「スノーモンキー」、ユネスコにエコパークの拠点である山の内町の竹節町長のご了解をいただき、本年6月1日に長野県山の内町で海老蔵さんをはじめ参加者を募って約1万本を植樹する「ABMORI」プロジェクトをスタートすることになりました。
そして長年に渡り、「鎮主守の森の再生」、「ふるさとの森づくり」を実践された宮脇昭横浜国立大名誉教授のご助言を賜り、関係者の皆様が情熱的に議論を重ねた結果と思います。

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